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 ということで、本日誕生日でございました。
 家族には祝ってもらいましたが、友人連中は接触が無かったので自分で自分を祝ってみる。むなしひ……。
 まぁ、後二年もしたら二十代後半突入なので、そんなに嬉しいものでもないんですが。

 そして誕生日祝いの内容は好きなおかずと31アイスクリーム。今ダブルの値段でトリプルになってるんですよね。美味しかったです。ボカロのKAITO君の気持ちが解るような気がするよ、夏限定で。
 おかずはロールキャベツです。煮魚と天秤にかけてロールキャベツの方が出現率が低いのでそっちを取りました。やっぱりロールキャベツはコンソメで煮たのに限るよ。トマトソースも美味しいけど私はコンソメのが一番好きです。久々に食べたけど美味でございました。

 そういえば最近ニコ動に登録しました。日々ボカロのKAITOのオリジナル曲を聴きあさってます。可愛いよ、可愛いよKAITO! 特に芋屋さんとか仕事してPとか、Ebotさんとか、halpさんとか好きです。曲とか歌詞とか人間のに聞こえる声とか大好き。「おやすみの唄」は携帯で落しちゃいました。寝たくなるよ、この声。
 でも一番気になるのはyuukissさんの「忘れるわけないでしょ」ですね。これ本当に完成品聞いてみたいです。
 あと、温泉街道夢心地には笑いました。イントロPの「風のそよぐ場所」とか(笑) あとこれというのは 「スサノヲ」ですね。これには驚きました。カラオケ行ったときにそう言えば後輩が歌ってたよ。凄い好みです。

 で、そんなのを聞いてるとボカロで二次創作をめぐりたくなるんですよね。ここ一週間でぼちぼち巡ってますが、どうやら私、マスカイが好みなようです。

 そんなこんなで、落/乱も絡めてこんな設定立ててみました。
 マスカイのマスターが、神様に間違われて落/乱世界に落とされちゃって、強制イベントを神様の助けを借りながら無難にクリアしたり事前にフラグをへし折ったりしながら乗り越えていく。でもマスターはそんなもん端から望んでないので、いつもほぼ不機嫌。カイトラブなので家に帰りたくて仕方ない。で、原作軸に入らないと帰還の準備が出来ないんだよゴメンねv とか神様に言われてふざけんなよテメーと。
 ちなみにマスターは25歳、男、小説家。カイトを俺の嫁だと言い張り、近々リンレンの双子を迎えようかとか思ってる。けど落/乱世界では10歳まで縮んじゃって、五年間忍術学園に在学するはめに。ちなみに原作開始時は6-はで火薬委員です。容姿は多分美形?
 心身分離型なので頭の中で鼻血噴いてても顔にはまったく出ず、ちょこっと勘違い要素もありながら、色んな人に好意を寄せられるんだけど、本人はカイトにしか興味は無いので全く気付かない、と。
 そんな話。最後には引き止める周囲をぶっちぎって一直線に嫁の元に帰ります。マスター的にはハッピーエンド、忍たま的にはバッドエンド……というかサッドエンド? 所謂悲恋モノですよね。しかもその帰る時には天女様(と呼ばれてるトリップ逆ハー主)がいたりする。マスターはやっぱり頭の中がカイトでいっぱいなので彼女に興味ないけど。
 そんな話。
 他にもパソコンとボカロたちを引き連れてアカイトを恋人に色んな世界を(異世界トリップ的な意味で)飛び回り続ける女主とかが頭の中に居たりしますけど、書いてて楽しいのは多分男主の方です。周囲と本人との視点のギャップが面白いと思うんだ。
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 【艶にて候ふ】シリーズ・天女闖入編に「シュレーディンガーの猫はにゃあと鳴く」、拍手に「何事も積み重ねが大事です」と「綺麗な花には棘がある」をあぷ。拍手にお礼においてあったお題を艶主部屋に収納しました。
 拍手は火薬、用具、保健の二年生三年生バージョンです。彼らはこうして天女様から離れて行きました、と言う事で。
 「シュレーディンガー~」は兵助が頑張っています。作戦の為でも何でも、艶主からぽっと出の女を引き離す為にかなり本気になってます。大人気ないくらい本気です。艶主とは相変わらずいちゃいちゃしてますが。
 そうそう、各種設定の艶主の性格設定を修正しました。初期の設定から大分とずれてきているので。


 本日は朝から面接に行ってました。結果は……どうなんだろう。まぁ来週中には解りますね、うん。
 そんで帰りにアニメイトに寄って、ずっと欲しかったCDを買ってきました。いやーやっぱり専門店には置いてあるもんだね。ロスキャンの主題歌集。
 花の鎖のCDが欲しくてたまらなかったのですが、どこに行っても置いていないのでこれはアニメイトに行くか通販するしかないと思ってたんですよ。
 ロスキャンといえば、最近なんだか星矢夢へのコメントがちょこちょこ入ってきます。これってアレですかね、ニソタマで来た人がついでに読まれているのでしょうか。更新停止してて申し訳ないです。一応次は水瓶座の次代! と思って執筆はちょこちょこしてたりするんですけど。それよりもニソタマ書いてるほうが楽しくて……。
 もう本当にロスキャンは気長に付き合っていただけると嬉しいです。


 えー、続きには拍手のコメントへの返信を収納しました。前回更新分から一週間分です。
 拍手を下さって方、コメントを下さったすべての方に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました!

 本日のニソタマは相変わらず仙様が哀れな厳禁シリーズでした。昨日の鉢屋の話を半分くらい見逃してしまったので、今回は間に合ってよかったです!
 タイトルを見た瞬間に、思わず「仙蔵……!」と早くも哀れに思う気持ちとわくわくするあまりにほろりと何かが零れ落ちてきそうになりました。
 途中に健気にも仙蔵の役に立とうと頑張った厳禁コンビにじーんときている仙蔵を見て、仙蔵も学習しないな、と思った私は悪くない、はず。いや、そこは逃げておいた方がいいと思うんだ、後で喜三太としんべヱが泣いて留三郎とガチで喧嘩になろうとも。
 案の定最後はやっぱりお約束で、すっごい楽しかったです。EDのイラストも素敵に厳禁トリオと仙蔵の絵で思わず「ぶほっ」と噴出しました。
 しんべヱと喜三太が絡むと保健委員ばりの不運をひっかぶる貴方が大好きです。いやぁ愉快。

 この厳禁トリオでちょっと思いついた話があったり。

 主人公は用具委員会所属の五年生(多分は組あたり)で、用具委員会の例に漏れず後輩大好き。なのでしんべヱと喜三太を溺愛していて、二人からも「せんぱーい!」と懐かれている。どれくらい溺愛しているかというと、いつもしんべヱ用のお菓子とちり紙を持ち歩き、喜三太のなめさんを見分けることができるくらい。二人限定で伝言ゲームではちゃめちゃになった内容を理解できたりもする。
 で、この五年生に仙蔵が惚れていて、「好きだから近づきたい、でも鉢合わせるときはいつも天敵である厳禁コンビが張り付いていて近寄れないというジレンマ。でも二人の相手を少しでも愛想良くしてれば、用具五年は笑いかけてくれる話してくれる。でも二人といると必ず不運な目に会う。それで切れると用具五年はしばらく口を利いてくれない。どうすれば!」って感じの。
 誰か書いてくれないだろうか。


 迷子になっちゃった。
 そう気付いた瞬間、梅崎露丸はぺったりと地面に座り込み、泣き出してしまった。迷子だと気付いた場所が、滝があるとても綺麗な場所で、何故だか安心してしまった事もあるかもしれない。少しばかり情けないと思いながらも、零れだした涙は止まらず、嗚咽も止まらなかった。

「おや、騒がしいと思うたら……」

 わんわん泣いていると、露丸の前に影が落ち、美しいとしか言えない声が呆れたように言葉を紡いだ。その声のあまりの美しさに、止めようとしても止まらなかった涙と嗚咽が嘘のように止まり、露丸は顔を上げる。そして、ひゅっと息を呑んだ。
 引きずるように長い白銀の髪、月の光のように淡い金色の瞳に、透き通るような白い肌。目も鼻も口も極上の造りをしており、それらが小さな顔に完璧なバランスで配置されている。美しいと言う言葉すらも陳腐に響くであろう美貌と、縦に長い虹彩が、彼が人ではないことを証明している。
 魂を持っていかれそうなほどの衝撃を受けながら、露丸は涙でぼやける視界をはっきりさせるために目
をこすった。

「そのようにこするでない。赤くなってしまうぞ」

 白く美しい長い指が、そっと露丸の小さな拳に触れた。その手の冷たさに一瞬ビックリしながらも、目元に優しく触れる指先が心地よく、露丸は涙を払った後で離れていこうとした指を両手で捕まえた。じっと、無垢な瞳に見上げられ、目の前の彼は困惑したように眉間に皺を寄せる。

「あなたは龍神様ですか?」
「……我を知っておるのか」

 小さく首を傾げた神に、露丸はぱぁっと明るい顔をして、先ほどまで涙に濡らしていた顔に笑みを乗せた。神は露丸のその表情に、数度瞬く。

「学園長先生が言ってた事、本当だったんだ!」
「学園長……あぁ、忍術学園とやらの子供か」
「はい! 学園長先生は、山の中にはとっても美しい滝があって、そこには龍神様がいらっしゃるんだって言ってました。そこを見つけたら、その場を荒らすような無礼はしちゃダメだっ、て……」

 さぁっと露丸の顔が真っ青になる。大きな瞳には涙を浮かべ、捉えている神の指をきゅっと握り締めた。

「あの、あの、ごめんなさい!」
「何がだ」
「う、うるさくしちゃって……」

 その言葉に神が現れたときの言葉を気にしての謝罪だと知り、神は気にしてはいないと小さく頭を振った。すると、露丸はほっとしたように笑みを浮かべた。
 くるくると、良く表情の変わる子供だ。それを面白く思いながら、神は小さく笑みを浮かべた。麗しいことこの上ない神の笑みに、子供の顔がぽんと赤くなる。

「神子は何故泣いていたのだ?」
「……迷子になっちゃいました」

 ミコという単語に首を傾げながらも神の質問に答えると、現状を思い出した露丸は再び目に涙を浮かべ、ぐっと口元を引き結ぶ。泣かないでいようと頑張っている露丸に、神はそっと手を伸ばし、小さなその体を抱えあげた。
 急に高くなった視界と、間近に迫った絶世の美貌に、わたわたと両手を振り回した。その様子に、くすりと神が笑う。

「ならば我が近くまで連れて行こう」
「龍神様が?」
「ああ」
「ありがとうございます!」

 ぱぁっと顔を輝かせて、露丸は神の首にぎゅっと縋りつく。神は思いの外強い力と高い体温に、これが人というものかと目を瞬かせた。今まで人と関わるのを避けてきたが、これは案外悪くは無い。 何より、神子であるこの子供はくるくると変わる表情が面白く、神を厭きさせなかった。

「神子の名は何と言う?」
「露丸です。梅崎露丸といいます! 龍神様のお名前は何と言うのですか?」
「我の名か……」

 名というのは最も短い呪である。明かさぬ方がいいのが神の住む世界の常識ではあるが、神子一人に教えるのならば良いかと神は結論を出した。何より、神子とはいえ人間一人に神である己が縛れるとは思えない。

「我はタマノミナアワノオカミノカミという」
「た……?」

 神が口にした長い名前に、子供は目を点にして首を傾げる。その様子に、どうにも理解できなかったらしいと悟り、神は苦笑を浮かべた。

「神子には難しいか」
「ごめんなさい」

 あからさまにしゅんと落ち込んでしまった露丸の頭を、水和はそっと撫でた。

「よい。我の事は……そうさな、水和と呼ぶがいい」
「みなわ、さま?」
「そうだ」
「水和様!」

 きらきらと、輝かんばかりの笑みを浮かべた露丸につられるように、水和と名乗った龍神はその美貌をとても柔らかに和ませた。


 


 森の奥まった場所には、龍神の住む滝が存在する。
 大川平次渦正は、学園を創設する為に闘茶で手に入れた山々の中に、そんな言い伝えが存在する事を知り、これは一度尋ねていかねばとその瞬間に心に決めた。彼は昔、一匹の妖狐を助け、恩を返してもらったときに、妖や八百万の神が確かに存在する事を教えてもらっていたのだ。しかも、神の機嫌を損ねると妖よりも性質が悪い。
 姿を現してくれずとも、挨拶をし、その神が存在する土地に忍術学園を創設する事を報告しなければならないだろう。
 そう思い、大川は噂の滝へと足を運んだ。

「……っ!」

 思わず息を呑んだ。瑞々しく生い茂る木々、芳しい香を放つ色鮮やかな花、それらが映る水は滝壺の底まではっきりと見えるほどに美しく澄んでおり、空を滑り落ちてくる滝は轟々と音を立てて滝つぼに落ち、まるで真珠のように美しい泡を生んでいる。そこかしこに転がっている岩すらもまるで計算されているかのような美しさを持っており、真実、神が住まうに相応しい荘厳な空気が、その場には満ちていた。
 神社にも似通ったその雰囲気に、まさしく神がおられるのだと、大川は納得する。そうして、彼は滝つぼの前まで歩を進めると、すっと膝を突いた。

「この地を治めし龍神よ、お初にお目にかかります。我が名は大川平次渦正、この山から先、いくつかの山を今現在所有する権限を持つ者にございます。此度は忍術学園を創設するに当たり、挨拶に参りました。この地で子供達を忍として育み、乱世に送り出すための箱庭を作る事をお許しいただきたい」

 頭を下げる。
 滝が滝壺を打つ音にじっと耳を傾け、大川はしばらくの間そのままの体勢でいた。返事が返ってくるとは思わなかったが、それは語りかけている神への礼儀でありけじめだ。そして、頭を上げ立ち上がろうとした瞬間に、ゆらりと、空気を揺らすように笑い声が聞こえてきた。
 木々の葉がこすれるような、風が岩の隙間を通り抜けるような、そんな音ではあったが、確かにそれは喜色を含んでいる笑い声に聞こえる。それだけで一気に場を神聖と一言で表すには足りぬほど清らかで厳かな空気が場を支配し、大川は動きを止め、再び深く頭を下げた。

『神に頭を下げ許可を求めるか、今時の人間にしては感心な事よ』

 頭の中に直接響いてくるような声に、大川は額を土につけた。

『よい、その忍術学園とやらを我が治める地に建てる事を許可してやろう』
「は、ありがたき幸せ」
『だが、我は関与せぬ。よいな』
「ははっ」

 どこか冷たくも聞こえる声が、耳を撫でる。
 そうして、場を支配していた空気が完全に引くと、大川は全身から噴出している汗に身を震わせ、大きく息を吐いた。よもや本当に神が現れるとは思わなかった。声だけであっても、何という存在感。響いてきた声だけで、人間とはこれほどにちっぽけのものだったのかと思わずにはいられないほどであった。





「ふふふ」

 上座に座し、庭を見つめていた水和が上げた笑い声に、茶を立てていた大川は茶せんを置くと茶碗を水和へと差し出し、首を傾げた。

「いかがなさいましたかな、水和様」
「お主が初めて我の住処に訪ねてきたときの事を思い出しておった」
「おお、あの時の……」
「今の世は八百万の神よりも外来の神を崇めるものも多い。大真面目に名乗り頭を下げる人間など久しく、傍から見ていれば少し滑稽でもあったぞ」
「あの時の笑い声はその為でありましたか」

 当時の事を思い出し、大川は苦笑する。大川にとってそれは数十年も前の話しで大分と記憶はおぼろげではあったが、あの時の衝撃は今でもしっかりと覚えていた。だが、神である水和にはまるで昨日の事のように思えるのだろう、まるでそれだけで至上の音楽でもあるかのような笑い声を再び上げて、大川の立てた茶へと手を伸ばした。

「ふむ、良い葉を使っているな」
「土も水も日の光も、どれも素晴らしいと聞いた所の茶を取り寄せました」
「それだけではなく、土地神の力も安定しておるようだ」
「それは素晴らしい」

 神に守護され、その力が行き届いた土地がどれほど豊かで素晴らしいか、その身をもってよく知っている大川は顔をほころばせ、自分の為に立てた茶を口に含んだ。茶の豊かな香が、口に含んだ瞬間に広がり、確かにいい茶である事を知る。
 ことりと、水和の白く長い指が茶器を下ろす。さらりと衣擦れの音をさせ、立ち上がった。

「水和様、いずこへ?」
「そろそろ神子の授業が終る頃であろう」
「そうですか」

 至極幸せそうな顔をする神に、大川はほっこりとした笑みを見せ、いってらっしゃいませと頭を下げた。初めてその声を聞き、頭を下げた時とは全く違う気持ちを抱いて。


 

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