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 の話でもしようかなーと唐突に思い立ちました。

 私の書く主人公達は皆イメージカラーを持ってます。最初から持ってるわけじゃなくて、書いているうちにこのキャラはこんな色だなーと連想する感じですが。

 【The Infinite】の主人公、漣嬢は瞳の色にも使っている紫紺。紫では明るすぎるので。彼女の場合は磨き上げられたダイヤモンドと焔もイメージにあります。あと黄金の翼も。最高の高度と最高温度。彼女は全てにおいて最も優れているイメージ。最強とは彼女の為にある言葉、といってもいいくらいの素敵な男前です。周囲の人間にもいろんな意味で好かれています。カリスマ性もばっちり。

 【艶にて候ふ】の主人公、艶主(デフォルト名:泰晴)は満月と天の川まではっきりと見える夜空のイメージ。黒と言ってもシースルーか、金銀ラメの入った黒。その名の通り艶やかな夜のイメージですね。一本の蝋燭に照らされた薄暗い部屋も彼には合うと思います。彼には固形物ではなく、そんな象徴的なものが浮んできます。リボーンで言う所の、浮雲みたいな感じ。優れてはいるけれど、人によって好かれてたり嫌われてたり忠誠を誓われてたり、訳がわからなかったり。そしてそんな周囲の状況に、高みの見物を決め込んで、それでも気に入ったものはがっちり捕獲する。でもわざわざ手を伸ばさなくても、獲物の方から近寄ってきてくれるので滅多に自分から動かない。だから不動というイメージもあります。

 【曼珠沙華は鬼の手に咲く】の主人公、阿修羅は原色の黒と赤、その間に金が一筋さっと入る感じ。こいつは壊れて再構成された子供。正常に見えてもどこかがおかしい。例えるなら、所々ピースの足りない立体パズル、みたいな。そんで持ってその中身は、底の見えない混沌とした闇色です。その中にころんと小さな真珠が一粒転がっている。でもその在り処がわからない。って感じ。
 望まずとも自分が中心にいるので、周囲がどんな状態になっているか分からないし、規模がどれだけになっているかも掴めない。そんなカリスマ性も持ってる奴。でも阿修羅自身はそんなものに全く興味が無い。見えないし端から見る気も無く、気まぐれに目に入ったものに手を出して自分のところまで引き摺り下ろしたりします。
 滅茶苦茶でアンバランスで、だからこそ人が集まってくる。けれど同じだけ反発する人間もいる。そんなところでしょうか。


 うーん、やっぱり【曼珠沙華】の文章が一番長くなった。ちなみに阿修羅の赤と黒は血と闇です。
 こうして書き出してみると、自分でも意外な表現が出てきたりします。いやー、楽しかった! 妄想するだけはただですもんね!
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 落/乱部屋に【艶にて候ふ】シリーズ・通常SS「褒美の美酒をそそぐ」「かわいいあの子の守り方」をアップ。今更ながらに37巻ネタと、この時代の男子校ならこんな事もありそうだなってのをネタに書いてみました。
 陰陽師の術とか符とかそんなのは全部適当です。てへ。
 それと、落/乱部屋の作品が増えたので、【艶にて候ふ】を専用部屋に隔離しました。【曼珠沙華~】はタイトルだけ面に出してリンクは今までどおりの場所にあります。更新したときにだけひっそりアプ表示をつけることにしました。


 先日嘆いていた「薔薇色」の最新刊やっと手に入れました。ついでにDグレと「日本人の知らない日本語」の二冊も購入。いやー、楽しいですよね、「日本人の知らない日本語」。これは以前立ち読みして、お金に余裕があったら欲しいなと思ってた奴です。本当に知らない単語やら語源やらがあって面白い面白い。
 Dグレに関しては、神田、ちょ、お前、なんちゅー壮絶な……! という一言に尽きます。それとビックリしたのがマリ。神田の血ってそんなこともできんの? そこんとこ詳しく知りたいです。


 先週分の拍手&メールフォーム返信は下に。
 拍手を下さったすべての方に厚くお礼申し上げます。
 


 トップに【曼珠沙華は鬼の手に咲く】主人公のお相手キャラ予想企画をアップ。
 掲載当初からずっと秘密秘密と言ってきたので、どうせなら企画にしてしまえと行動した結果のページです。正解者にはリクエスト権を差し上げます。 
 マナーは守ってご参加くださいませ。


 本日は散歩も兼ねて本屋まで歩いていきました。途中服屋とか薬局か寄って、色々買い込みましたが。
 最近は短い爪にマニキュアを塗るのにはまっています。未だに綺麗に濡れないので、つるんと綺麗に仕上がるとすごい嬉しいです。そのための安いマニキュアを選ぶのにアットコスメが大活躍ですよ。以外に百均のマニキュアが高評価だったりして、見てるだけでも楽しいです。
 そして本日最大の目的だった「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」の新刊。
 ……ありませんでした(泣)
 クリスとシャーリーがいい感じになってきて、物語も佳境に入ってきてて、すっごい楽しみにしてたのに置いてないって……! うわーん!
 ちなみに上記の本で一番楽しみにしているのは、挿絵を描かれている先生のあとがきです。シャーリーへのダメ出しが最高です。前回の「聖夜なのにこてんぱんシャーリー」には笑わせてもらいました。というか、聖夜の求婚でのシャーリーのかっこ悪さが最高です。今一巻から読み返したらコレがアレになるんだよなと爆笑しそうです。結論、クリスは凄い! ……ん? クリスへの恋心が凄いのか? まぁいいか。
 後日また探します。聖夜の求婚も実家に帰ってきて見つけたことですし。
 そういえば四日にはDグレの最新刊も出るのです。しかも拍子は神田。中身も神田祭ですし、楽しみです!



 忍術学園は龍神様を守り神にしている。その事実は、忍術学園に所属する全ての人間が知っていた。そして誰もその存在を疑ってなどいない。何故ならば、三年生以下の生徒ならば絶対に見えて話せて触れてしまうのだ。だから、皆一度は龍神様に目通りする事が叶う。
 四年生以上になると見えない人間が出てくるのは、授業の内容による所為だ。四年生になると色の授業が始まる。神に仕える者には純潔が求められるのは今も昔も変わりはしない。けれども見える見えないは体質に左右されるらしく、見えるものは大人でも見える。そんなことなどお構い無しに龍神様に接触を取れるのは、契約者たる学園長にヘムヘム、火薬委員会に所属する生徒とその顧問の土井、そして龍神様が特別に許した人間のみであった。
 何故火薬委員会なのかというと、火薬を収納している蔵には火避けのシンボルとして龍の字が掲げられている為である。学園を守護する龍神様は、学園の中で最も重要で水と深く関わりのある焔硝蔵の近辺を、自身の拠点として定めていた。その龍神様の関与が最も深い場所であるために、火薬を管理している火薬委員会には、龍神様と相性のいい生徒が必要だったのだ。故に委員の選出は龍神様が直接行っており、重要な仕事を任されて入るものの所属する人数が他の委員会と比べると圧倒的に少ない。つまり、委員会としての利便性よりも龍神様の巫としての役割の方が重要視されているのだ。
 能力よりも相性が最優先される。中でも、当代委員長代理たる久々知兵助は、近年稀に見るほどの相性の良さを誇っていた。彼は龍神様曰く、百年に一度現れるか否かと言われる『龍神の神子』なのである。

「神子」

 とろけるような甘い声が、兵助を呼ばう。うっとりといつまでも聞いていたいような美声に、兵助はふと庭を振り返った。神子、と兵助を呼ぶのは、この学園――いや、この世界にはただ一柱しか存在しない。

「水和様」

 頬を染め、目を見開く兵助に、水和はふわりと嬉しそうな笑みを浮かべる。その笑みの美しさは――いや、容姿そのものが、言葉に出来ぬほど見事なものであった。
 地に引きずるほど長い白銀の髪、月のように淡い金色の瞳、日に焼けることなど知らぬ白く抜ける肌。顔を形作る一つ一つのパーツはどんな職人でも作り上げられないような素晴らしい造詣を持っており、それが小さく形の良い顔の中に絶妙なバランスで治まっている。そのえも言われぬほどの美貌と、縦に長く伸びる虹彩が、水和が人ではありえないことを証明していた。彼はこの学園を守護する龍神なのだ。池の上に浮んでいたその神は、滑るような足運びで兵助へと近づいてくる。

「どうかなさいましたか」
「何、神子の顔が見とうなっただけよ」
「お呼びくだされば、こちらから参りましたものを」
「気が向いたゆえな」

 温度の低い手がさらりと兵助の頬を撫でる。縁側の上に立ってやっと同じ目線にある水和の顔を見返し、凄まじい美貌を直視できずに視線を落した。なんとも可愛らしい兵助の反応に、水和は優しい表情を浮かべたままで淡く色づいた頬に口付けを落とした。

「っ、水和様」
「ふふ、いつまで経っても慣れぬな。可愛らしい事よ」
「……からかわないで下さい」

 唇を尖らせ、拗ねたように詰る声は甘い。そんな反応に、水和は上機嫌になる。

「からかってなどおらぬ。美しく可愛らしい伴侶を得られて我は幸せぞ」

 本当に幸福そうな笑みを間近で浮かべられ、真っ直ぐに告げられた言葉に兵助はぽんと赤くなった。人とは違って見栄とも虚勢とも嘘とも縁の無い神であるがゆえに、水和の言葉は疑う余地など無く真っ直ぐに兵助の中に響いてくる。

「それに我が神子はとても賢い」
「やめてください、水和様。羞恥で心の蔵が止まりそうです」
「おや、それはいけない」

 どこかおどけたような声で言って、水和は兵助に寄せていた顔を離した。けれどもその顔に浮んだ春の木漏れ日のような柔らかな表情は変わらず、眩しいものでも見るかのように細められた目からは愛情が零れ落ちるようだった。

「そうだ神子、今宵は我が宮で月見をしよう。月はいつ見ても美しいが、神子がおればなお美しく見える」
「……伺わせていただきます」

 溢れんばかりの愛情がそこかしこに散りばめられている台詞に、許容量を超えて気を失いそうな思いをしながらも、兵助は水和の誘いに是と頷く。途端、水和はその美しいという言葉さえも陳腐に聞こえる美貌に満面の笑みを浮かべ、兵助は頭に血が上りすぎてくらくらするのを感じた。

 落/乱部屋に【艶にて候ふ】シリーズ・天女闖入編に「不安と安堵の種をまく」と「理想郷へのカウントダウン」をアップ。
 天女闖入編もいよいよ佳境に入ってきました。ここからはぱぱっと進んで欲しい所ですが、私の脳内にそんなスペックがあるのかどうかがちょっと問題です。精進精進。

 今回あげたタイトルの「理想郷への~」は本当は「天国への~」だったんですが、身体は子供頭脳は大人な名探偵の劇場版タイトルと被るので止めたと言う裏話があったりします。余談と言うか蛇足と言うかですが。ちなみに上記のジャンルのCPだと大怪盗(二代目)×名探偵がイチオシです。いいよね、快新。大好きだよ快新。

 そうえいば前回言っていた企画ですが、一番最初に当てた方にリクエスト権をプレゼント、にしようかなーとか考えてます。【曼珠沙華】の企画なんでたぶんリクエスト内容も【曼珠沙華】限定になりますが。
 でもこの作品本当に好き勝手やらかしてるからなー、需要がなー。どうでしょう、これで。ちょっとご意見聞いてみたいです。


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